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長期修繕計画と大規模修繕の違いとは?管理組合で混同しやすいポイント

こんにちは。MRCの平松です。

管理組合の方とお話ししていると、意外と多いのが次のような質問です。

「長期修繕計画と大規模修繕って同じものですか?」

マンション管理に関わる言葉は似たものが多く、最初は少し分かりにくいことがあります。
特にこの二つはセットで話されることが多いため、同じ意味のように感じてしまうこともあると思います。

ただ、実際には 役割がまったく違うものです。

この違いを理解しておくと、大規模修繕の検討を進めるときにも整理しやすくなります。

今回は、長期修繕計画と大規模修繕の違いについて、管理組合の視点で分かりやすく整理してみたいと思います。

長期修繕計画とは

長期修繕計画は、マンションの将来の修繕を見通して作る計画です。

簡単に言うと
マンションの将来の修繕スケジュール表のようなものです。

例えば次のような内容が整理されています。

・いつ頃大規模修繕を行うか
・外壁補修や防水工事の周期
・設備更新のタイミング
・想定される修繕費用
・修繕積立金とのバランス

マンションは数十年にわたって管理していく建物です。
そのため、将来の修繕をある程度見通しておかないと、突然大きな費用が必要になってしまいます。

長期修繕計画は、そうした事態を防ぐために作られるものです。

大規模修繕とは

一方、大規模修繕は 実際に行う工事のことです。

マンションは築年数が経つにつれて、外壁や防水、設備などが少しずつ劣化していきます。
それをまとめて修繕するのが大規模修繕です。

一般的には次のような工事が行われます。

・外壁補修
・シーリングの打ち替え
・屋上防水
・鉄部塗装
・共用部分の改修

マンションによっては、設備更新や共用部改修を一緒に行うこともあります。

つまり、大規模修繕は 実際に建物を直す工事そのものです。

計画と工事の違い

ここまでを見ると、違いはとてもシンプルです。

長期修繕計画は
将来の修繕を整理する計画

大規模修繕は
実際に行う工事

という関係になります。

イメージとしては

長期修繕計画
→ 将来の修繕を整理する

その中に
→ 大規模修繕が含まれる

という形です。

長期修繕計画は大規模修繕の土台になる

大規模修繕を検討するときに、まず確認するのが長期修繕計画です。

長期修繕計画には

・大規模修繕の予定時期
・想定工事費
・修繕積立金との関係

などが整理されています。

そのため、大規模修繕は長期修繕計画を土台にして考えていくことになります。

ただし、長期修繕計画はあくまで 将来の見通しです。

実際の工事では

・建物の劣化状況
・工事費の変化
・設備更新の必要性

などを踏まえて、内容を整理していく必要があります。

長期修繕計画は定期的に見直す必要がある

長期修繕計画は一度作れば終わりではありません。

マンションの状況は時間とともに変わりますし、工事費も変動します。
そのため、計画は定期的に見直していくことが大切です。

例えば

・劣化状況が想定より進んでいる
・工事費が上昇している
・設備更新の必要が出てきた

こうした場合には、長期修繕計画の見直しが必要になることがあります。

この見直しを行うことで、大規模修繕の検討も現実的なものになります。

大規模修繕は合意形成も重要

大規模修繕は工事だけの話ではありません。
住民の皆さんの合意形成も大きなテーマになります。

工事費は修繕積立金から支出されますし、場合によっては積立金の見直しや一時金の話になることもあります。

そのため

なぜ工事が必要なのか
どんな工事を行うのか
費用はどのくらいなのか

こうしたことを理事会で整理し、住民の皆さんに説明していく必要があります。

大規模修繕は 建物の修繕であると同時に、管理組合の合意形成のプロセスでもあると言えると思います。

よくある質問(Q&A)

長期修繕計画は必ず作らなければいけない?

多くのマンションでは長期修繕計画を作成しています。
将来の修繕費用を見通し、修繕積立金の計画を立てるためにも重要な資料になります。

大規模修繕は何年ごとに行う?

一般的には 12〜15年程度の周期で行われることが多いです。
ただし建物の状況や管理方針によって変わるため、実際には調査を踏まえて判断する必要があります。

長期修繕計画と実際の工事は同じ内容になる?

必ずしも同じにはなりません。
長期修繕計画は将来の見通しなので、実際の建物状況や工事費の変化によって内容を調整していくことになります。

まとめ

長期修繕計画と大規模修繕は、似ているようで役割が違います。

長期修繕計画は
将来の修繕を見通す計画

大規模修繕は
実際に行う工事

という関係です。

長期修繕計画を土台にして、大規模修繕の検討を進めていくことで、管理組合としても整理しやすくなります。

マンション管理では、この二つを分けて理解しておくことがとても大切です。

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