築40年マンションの長期修繕計画新規策定
築40年を迎えたマンションにおいて、これまで長期修繕計画が策定されておらず、今後予定される大規模修繕工事やサッシ・玄関扉などの更新工事に備えた資金計画を整理したいとのご相談をいただきました。
| 物件名称 | STマンション |
|---|---|
| 所在地 | 東京都 |
| 構造・規模 | 鉄筋コンクリート造/地上4階建/40戸 |
| 業務名 | 長期修繕計画策定業務 |
[ 課題解決例 ]
課題感
長期修繕計画が未策定であったため、将来必要となる修繕費用や修繕積立金の妥当性が把握できていない状況でした。また、大規模修繕工事やサッシ・玄関扉更新などの高額工事を控えており、現実的な資金計画の策定が課題となっていました。
解決施策
実施内容
建物の現況や修繕履歴を確認し、今後30年間の長期修繕計画を新たに策定しました。併せて資金シミュレーションを実施し、将来の修繕積立金収支を検証するとともに、自治体の助成制度や固定資産税減額制度の活用についてもサポートしました。
提案のポイント
シミュレーションの結果、現在の修繕積立金では2040年に予定される大規模修繕工事で資金不足となることが判明しました。
区分所有者への負担を考慮し、3段階で修繕積立金を引き上げる段階増額積立方式をご提案しました。また、大規模修繕工事時に不足が生じる場合は、住宅金融支援機構(公庫)等の融資を活用することも想定した、実現性の高い資金計画としました。
成果
築40年で初めて長期修繕計画を策定し、将来の修繕計画と資金計画を可視化しました。助成制度や固定資産税減額制度の活用も含め、管理組合の負担軽減を考慮した実現性の高い長期修繕計画を整備し、今後の大規模修繕事業に向けた基盤づくりを支援しました。
